久しぶりのミシン

ソーイング

ミシンを動かしだした

そろそろ40年物ミシンを数年ぶりに押入れから出してみた。

ここ1、2年で私のように久しぶりにミシンを使い出した方も多いのではないですか?私がこの前ミシンを使ったのは3、4年前 息子の作業着のズボンの丈を詰めたていた時くらい。

若いころからずうーっと洋裁をやっている姉から、使わなくなってしまいこんでいた布や端切れやら、かわいいレースのテープをもらった。(たぶん、私の時間潰しにどうかと気にしてくれてのこと)

その後すぐにコロナの感染の広がりで、世の中の手作り布マスクの時期となった。

新聞の記事の中に手作りマスクの型紙があり、「私にも作れるかなあ?材料はちょうど姉からガーゼもかわいい布ももらったし」とミシンを出して縫い始めた。

しばらくぶり過ぎて、糸調子もいまひとつ。初めて取説を開いて、ブラシで掃除したり、ミシン油を差したりしてみた。

この数年でもれなく老眼も進み、糸を通すだけでも大変。何が悪いのかいつもの調子が戻らないので姉が頼りにしているミシンの専門店へ持って行ってみてもらった。単純に一箇所糸が掛かっていなかっただけで特に壊れたわけではなかった。

「もう古いから買い替えなきゃならないのかな?」「2、3万円出せば買い替えられるし」と思っていた。

お店の方は「今でもこれくらいの性能のミシンだと、10万円くらいはするからまだ修理しながら十分使えますよ」と言われた。

やっぱりちゃんと使ってあげなきゃミシンもかわいそうだと思った。40年近く経ったミシンでも結婚のときに持たせてもらったもので、しっかりしてて、手をかけてあげれば調子が良い。

たまたま糸を切らしたので近くの手芸用品店へ仕事終わりに寄った時、腰の曲がったおじいさんがマスク用の布を探しに来ていた。本当にマスクが必要で必死になっているのを実感した。「私が作ったマスクを必要としている人に渡せたら」と思って何枚も作ってはみたが、見ず知らずの人からもらうとか逆に不安と感じるかもと迷って渡すことができなかった。

一時期はマスク用の布、ガーゼ、ゴムヒモ、白い糸もミシンも品薄だった。今は不織布マスクを推奨されている。

この時期新しくミシンを買って、マスクをたくさん作った人たちは この後何を作るのでしょうか?

私は、マスク作りの後もこのミシンでエプロン手提げバックを作っている。

ひとりの時間をこれからもぼちぼち楽しめる方法を考えていきます。

はじめまして
「はじめまして」の記事一覧です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました